最新の日本トレンドのユニセックスファッションブランド

自分がこの業界に入ったのが23歳の時。 それまでアルバイトはなにしても続かなく、親に金は借りて、毎日クラブや飲み会で遊び呆けてどうしようもない人間でした。

伊豆白浜の海の家で住み込みで過酷な修行をしたことで忍耐力をついたが、そしてこのままじゃまずいことに気づいた。でも好きなことを仕事にしないと自分は成功しない。人生の大半は仕事だ。子供の頃から服だけは好きで服にだけはときめきワクワクさせられていた。

【仕事するなら好きなことを仕事にしたい】

そう思い、その頃109のメンズが109-2に集結した頃だった。真っ先に応募しようやく採用されたのがCASVA渋谷109-２店だった。 最初は全然売れないし、組織に合わずもめてばかり。教えてくれる人もいないし、独学で接客していました。お店のレイアウトを勝手に変えた時、お客様が沢山入店してくれたことで、その時からお店作りに興味を抱きこの頃から勝手にVMDを変えまくっていた。素行が悪く柏店に島流しされ、そのあとご縁で丸井に移りスパルタの店長と出会い販売を磨くことに。渋谷西武にも移り、百貨店の販売も経験した。 そこからまた109メンズに戻り販売力が爆発的に伸びて販売の楽しさを覚えた。

必死に接客してお客様が喜んでくれたり、ゴリ、また来たよ！と自分が売った服を着てきてくれてカッコよくなってリピーターになってくれたりしてくれることがすごく嬉しくて気付いた。

「俺は服で人を幸せにすることがやりがいなんだ」

そして人を沢山幸せにすることで人が集まってくれることに気づいた。2014年に自分のブランドでもっと人を幸せにしたいと思い、思い切って独立した。それが今のこの会社です。独立してからが過酷で、 誰も場所がわからないような札幌の雑居ビルでスタート。1人で経営からすべてしないとならないものだから、服を作って、仕入れて、ビラ配りに行って、SNSでも宣伝して、ファッションショーも年に3回開催させて知名度あげようと周知させようと必死だった。2年目にすごく売れる女の子と、すごく売れない男の子を雇って、そして札幌の109メンズのテナントについに参入させてもらい、 持ち前の販売と企画力で売上を爆発させ軌道に乗せた。独立して5年目で渋谷109メンズに参入できたが、同業の横ヤリで撤退させられ、原宿にお店を構えた。原宿にお店を構えてから全国から出店オファーが来るようになり調子に乗り10店舗構えることに。ここからがプレイヤーと経営者との違いに気づくことになる。ワンマン(1.2店舗)ならできたことが、遠方の店舗になるとスタッフ育成もままならず、責任者がいないままの運営で売上がボロボロに。 店舗をまず集約しないと倒産の危機にも追いやられてしまった。自分はいつまでもプレイヤーの感覚だったのだ。

経営者とは？

そこから経営者の本を読み漁り経営者同士でも相談したり、それで気づいたのは、お客様の幸せを考えてはいたのだが、従業員の幸せを考えてはいなかったのだ。これに気づき経営のやり方を180度変えて今に至っております。

世界中のお客様を幸せにすること。そして従業員をも幸せにすること。これを基盤に、今も経営を習得中です。この会社は自分たちの手掛けた服で、日本だけではなく世界に、大航海して世界中の幸せを感じにいこうと思っております。

野心のかたまりの自分ですが、 同じ船で一緒に世界を航海してみませんか？